それからは試行錯誤の連続。果てしない探求は今も続いております。 毎年、種を蒔くことから始まり育てて収穫・飾る・保存を繰り返し。これらは皆、生活にリズムが出る要 素です。自分の手におえる範囲の心得さえあれば体力も無理なく養えますし、自然と気持ちも柔らかく 明るくなります。私自身は気づかないうちに、元々好きだったクラフト・料理・音楽・絵画・アンティーク それぞれの枠も大きく広がりました。似たようなご経験をなさった方も、多くいらっしゃるかも知れません。 加えて毎日が変化の連続で、とっても楽しく忙しい。様々な経験を出来て、植物達に感謝しています。 思う通りになかなか進まぬ園芸作業、その中にこそ抜群の楽しさがあるのだと常々感じる毎日です。
庭は庭主そのものだと聞いたことを覚えております。 経験を重ねるうちに、その意味を少しづつ理解出来るようになって参りました。 何故なら、変化する自分自身と共に変化をし続ける庭が目の前にあるからなのです。 成熟した庭は生涯作れるはずもないけれど、一緒に暮らす家族と私のために心地いい景色を作ること は出来そう。最近は庭をぼんやり眺めながら、私の人生のビジョンを描くことが何よりの楽しみ。 これから何十年先にも、こうして庭で頭をひねる毎日を送れたなら、どんなに幸せでしょう。
H's GARDENING IDEAS は 庭と共にある暮らしの中から、実践していること、楽しいことをご紹介致します。
山や畑を遊びのフィールドにして育った私。 木登り穴掘りはお手のもので、花や実や昆虫達は絶好の遊び相手でした。 れんげの花で冠を作ったり、道中見つけた種をポケットに忍ばせては帰宅後に庭へとぱらぱら蒔いて みたり。きっと、現在の私が園芸を楽しむベースは幼い頃の「遊び」にあるのでしょう。いわゆる本格 的な園芸を始めたのは成人を過ぎてからのことで、きっかけは数株のパンジー。ある初冬に突然、 園芸の道へと歩み始めることになったのです。
そのオープニングとなった一年目は(私の園芸元年です)とにかく可愛いお花達でいっぱいにしたい!と いう思いばかり。ノウハウが乏しいにも関わらず、手当たり次第に買い集めました。あっという間に我が 家の庭はお花達で一杯。花壇も壁際も見渡す限り、華やかな庭となったのです。 もちろん私はうっとり見とれるばかり。しかし可哀想にお花達は端から枯れていく始末。何てことでしょう。 後先を考えない完全な自己満足の世界であったと、深く反省を致しました。
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園芸装飾家・園芸研究家。 H's GARDENING IDEAS 代表。 商業空間デザインとインテリアデコレーションワークを経たのち 「庭がある暮らし」の豊かな創造性を再発見する。 コンテナガーデニング、ハンギングバスケット、ガーデニングクラフト、 スモールガーデンデザイン、ショップエントランスデザイン 等 多様な経験を活かしたセンスアップガーデニングを提案。 英国フラワーショーにおいてゴールド・シルバーギルド・シルバーメダルを 現在も数々受賞し続けている英国のナショナルコレクションナーセリーにおいての スキルアップを欠かさずにいる。  地方財団法人主催「庭・ガーデニングコンテスト」審査員。 京王フローラルガーデンアンジェでは開園当初から講師を務めている。 サロン形式の会員制セミナー。 ガーデニング誌での提案と解説など。 他ジャンルクリエイターとのコラボレーション企画。
 東京芸術劇場小会議ホールにて コンテナガーデニング愛好家のための作品講師  ファンケル銀座スクエアの特別記念イヴェントにて コンテナガーデニングセミナー講師 六本木ヒルズアーテリジェントスクールにてセミナー講師 等を務めた。
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ガーデン&ガーデン21号・20号 素敵な編集を頂きまして 記事掲載中です。 他特集や写真も興味深く センスを磨けます。